ニキビと便秘の関係

私も昔はひどい便秘でした。1週間から2週間 出ないというのは当たり前でした。その頃にはわからなかったのですが、便秘が解消した今となってはとても具合が悪かったのだなと感じます。

トイレに行くのもとても時間がかかりますし、排便そのものが辛いことでした。常にお腹が重く、祈るような気持ちでトイレに入っていました 慢性的な便秘だとそれが普通になってしまって不健康であることに気づかなかったんです。

ニキビも治ったらまたできるの繰り返しで、どうしたらいいのかも分かりませんでした。ですが便秘が治ったら不思議とニキビはできなくなったんです。

今回はニキビと便秘の関係について、原因や解消法も一緒にご紹介します。

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ニキビと便秘の関係

便秘になるとニキビが出来たり肌が荒れると感じている人は多いはずです。逆に便秘が解消するとニキビが治ったり肌がきれいになったりします。ですが実は便秘が直接美肌に関係しているという 医学的証明のデータはありません。ではなぜ便秘になると肌が荒れてしまうのでしょう。

まずお腹に便が溜まると血管が圧迫されます。血液の流れが悪くなるんですね。肌に栄養や酸素が十分に回らなくなるんです。血行が悪くなることでニキビができる原因になってしまいます。

また便秘が続くことでストレスにもなります。ストレスはニキビの原因になるというのはご存知でしょう。 ストレスが溜まることでホルモンバランスが乱れるからです。

さらに便秘というのはお腹に老廃物が溜まることです。腸の中の悪玉菌が増えて有害物質が出来ると肝臓が解毒しようとがんばります。 肝臓に負担がかかることで本来の働きができなくなり、たんぱく質の合成が滞ってしまうんです。つまり肌のターンオーバーのサイクルが遅くなってしまうということです。

そして悪玉菌が増えて善玉菌が減ると、腸内でビタミンB群を合成する数も減ってしまいます。肌に必要なビタミンB2、B6、ナイアシンなどが足りなくなると肌荒れが起こります。皮膚や粘膜が敏感になってしまうのです。

老廃物から活性酸素が出始めて体内にまわってしまうという説もあります。

どちらにしても便秘が肌に与える影響は良くないということになりますね。

便秘とは

日本内科学会や日本消化器病学会にも便秘の基準がありますが、日本で良く使われている国際消化器病学会(RomeⅢ)の基準は以下の通りです。

  • 排便回数が週3回未満
  • 硬便が排便時の25%以上(4回に1回以上は硬い便)
  • 用指的排便(指や綿棒などを用いて強制的に排便させる行為)が25%以上
  • 努責(排便時に強くいきむこと)、残便感、閉塞感がみられる頻度が25%以上
  • 以上の症状が6ヶ月前から少なくとも3ヶ月で基準を満たす場合に慢性便秘

便秘の種類

便秘は二つの種類に分けることができます。

  • 腸の病気からくる器質的便秘
  • 病気ではないのになってしまう機能的便秘

女性の多くが悩んでいるのは機能的便秘です。病気ではない便秘は治すことができますよ。

便秘の原因

女性の多くが悩んでいる機能的便秘の原因としては以下があげられます。

筋肉量が少ない

排便するのに筋肉量が少ないため
女性は男性に比べて筋肉の量が少ないです。筋肉が少ないということは便を押し出す力が少ないということなのです。

トイレを我慢する

恥ずかしいからトイレを我慢してしまいます。そのことによって排便のリズムが狂って、排便反射が鈍くなってしまうんです。

その状況が続くと便が溜まっていても便意を感じにくくなります。おならを我慢するのも同じことです。

食事の量が少ない

ダイエットなどで食事の量が減るとあまり腸が使われなくなります。使うことが少なくなるので だんだんと腸の動きが弱くなります。

ホルモンバランス

生理前に便秘になりやすいというのは黄体ホルモンの分泌が盛んになることで、腸内の水分再吸収を促すからです。つまり便の水分が少なくなるので出にくくなるということです。

骨盤が広い

女性は骨盤が広いので腸が垂れ下がりやすくなり 便の通り道が不安定になります。

慢性的な便秘に慣れてしまうと下剤を飲んで出すことが多くな るかもしれませんが、薬に慣れてしまうとまた便が出にくくなります。繰り返しになりますが、3日に一度も排泄できない場合は便秘だということを覚えておきましょう。

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便秘解消法のおすすめ

腸が元気になるために便秘は大敵です。便秘を解消するためには体質を変えていく必要があります。まずは生活を見直して、できることから始めていきましょう。

日常生活で対策

朝食を食べる

まず朝ごはんをしっかり食べましょう。朝ごはんをきちんと食べると排便のリズムを取り戻すきっかけになります。空っぽの胃に食べ物が入ると腸が刺激されて活発に動き出すからです。

我慢しない

トイレを我慢しないようにしましょう。便秘だとどうしてもトイレに時間がかかってしまうため、短い時間しかない場合に我慢してしまうかもしれません。トイレの時間をきちんと確保しましょう。

運動

腹筋の運動やウォーキングをしましょう。

腹筋を刺激すると、腸のぜんどう運動を導きます。また便秘を招く内臓下垂を防ぎます。

ウォーキングは血行が良くなり、自律神経のバランスも整うので腸の働きのコントロールに役立ちますよ。

便秘解消の食べ物と飲み物

水分

水分をきちんと取りましょう。食事以外にあまり水分をとってないと体に水分が足りなくなります。お腹の中の便が硬く乾いた状態になるので便秘がひどくなってしまうのです。

食事以外の水分として1日の目安は1リットルぐらいです。食事と食事の間にティータイムを作ったり、朝起きてからすぐにコップ一杯の水を飲むようにしましょう。

食物繊維

食物繊維を毎食とるようにしましょう。ダイエットをしていたり、忙しい毎日だと簡単な食事で済ませることも多いかと思います。でも食事の量が少なくなると食物繊維の量も少ないので便秘になりがちです。

きのこ、海藻、果物、こんにゃくに多い水溶性繊維は腸内の善玉菌を増やしてくれます。根菜や豆類、穀類に多い不溶性繊維は便の量を増やして柔らかくすることでスムーズに排便ができるようになります。

参考記事
食物繊維でニキビ対策!水溶性と不溶性の摂取量は?多い食べ物は?

発酵食品

便秘には善玉菌を増やしてください。乳酸菌が生きたまま腸に届く「プロバイオティクスタイプのヨーグルト」はおすすめです。

それ以外のヨーグルトや納豆、酸味のある漬物 などには乳酸菌が含まれています。乳酸菌は善玉菌の増殖をサポートしてくれるのでこちらもおすすめです。

腸内の菌というのは どんどん入れ替わってしまうので、毎日同じよう摂ることが大切です。

毎日発酵食品を取るのが難しいという場合は酵素ドリンクなどを上手に活用しましょう。酵素ドリンクには消化酵素なども含まれているので便秘の改善に役立ちます。

便秘対策のおすすめ

慢性的な便秘だと、ここにあげた生活習慣の見直しをすべてやるというのは生活パターンを変えるのと同じなので、かなり難しいかもしれません。

簡単な解決方法としてはあなたができる範囲でこれらの対策を行い、併用して下剤・サプリメントなどや民間療法などを上手に取り入れることです。

急激な下痢を催す下剤は習慣性になりやすいです。習慣になってしまうと下剤が効きにくくななるので常用しないように気をつけましょう。少し効き目のゆるい緩下剤・漢方薬などを薬剤師さんに確認してから試すのが良いのではないでしょうか。

民間療法としては腸マッサージが有名です。便の通り道がスムーズになれば便秘は解消されますからね。他にも、裸足でつま先立ちをする、キシリデント入りのガムを 5粒いっぺんに食べる、などがあります。

おすすめなのはマグネシウムが入ったミネラルウォーターを飲むことです。これは、いわゆる硬水なので日本人には飲みにくいかもしれません。 ですがマグネシウムは緩下剤にも入っている成分で便を柔らかくしてくれます。お腹が弱い人は逆にくだしてしまいます。

美肌のために、毎日摂る水分を硬水にしてみてはどうでしょうか。

ニキビと便秘の関係のまとめ

昔は毎日なんて出るわけがないくらいに思っていました。でも便秘が解消された今は、毎日の排泄がないと不安になります。おなかの中がだんだん気持ち悪く重くなっていくからです。

そんな時は便秘にならないように生活を意識しています。やっぱり生活が乱れていることが原因になりやすいので。

慢性的な便秘を解消するためには毎日の生活を少しずつ変えていくしかありません。便秘がなくなると肌の悩みもなくなりますし、とてもすっきりしてストレスも解消されます。ニキビのためだけでなくあなたの健康のために便秘の悩みを解消しましょう。

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