ニキビに紫外線対策

美肌のためには紫外線は大敵ですよね。ただニキビに限ってはどうなのでしょうか。

ニキビを改善するために、また悪化させないためには紫外線対策は必要なのでしょうか。

海で日焼けをすると長年のニキビも治るという話も聞きますが、真逆の意見ですよね。

一体どういうことなのかをまとめてみました。

スポンサードリンク

ニキビに紫外線対策は必要?

結論としてはニキビ改善にも紫外線対策は必要です。

紫外線に当たると皮膚の一番外側の角質層がダメージを受けて保湿機能が弱くなります。肌が乾燥すると、毛穴付近の角質が厚くなって皮脂が詰まりやすくなるんです。そして毛穴に詰まった皮脂が酸化されるとニキビの元になるコメドが作られることになります。

また詰まった皮脂を栄養源にアクネ菌が繁殖して炎症を起こします。さらにアクネ菌が分泌するポルフィリンは紫外線があたることによって活性酸素を発生します。皮膚の脂質も酸化するのでニキビが悪化するというわけです。

このことからニキビに紫外線は大敵ということがわかります。季節に関わらずしっかり紫外線対策をしてくださいね。

紫外線によるダメージ

紫外線によるダメージはニキビ以外にも

  • 肌が乾燥する
  • 敏感肌になる
  • シミができる
  • ほくろやそばかすが増える
  • しわができる
  • 皮膚がんのリスクが高まる
  • 免疫力がダウンする
  • 白内障のリスクを高める
  • 頭皮や髪を痛める

などがあります。

紫外線の注意点

直射日光は当然避けるものですが、紫外線は他にも気をつけなければいけません。意外と気づかないうちに紫外線を浴びていることがありますよ。

曇りの紫外線

太陽の光と同じように、紫外線をまぶしくて熱いものという印象を持っていませんか?日光の中で眩しいと感じるのは可視光線、暑いと感じるのは赤外線です。紫外線自体はまぶしくも熱くもありません。

つまり私たちには紫外線を浴びているという実感がないのです。確かに曇りの日は紫外線がある程度は雲に吸収されます。でも晴れている日の紫外線の6割ぐらいの量があるんです。曇っていて涼しい日でも油断せずしっかり紫外線対策しましょう。

部屋の紫外線

室内にも紫外線は入ってきます。屋外の日向の場所に対して10%以下の量ですが、室内の壁や床に反射して入ってきます。窓のそばの白い壁の近くなどは特に反射しやすい場所です。できれば近寄らない方がいいでしょう。

車の中や電車の中にも紫外線は届くので通勤中なども日陰側に座りましょう。

日陰の紫外線

屋外にいるときに直射日光を避けることだけを紫外線対策と思ってはいけません。紫外線は大気の中の細かい粒子にぶつかることで四方八方に広がります。地表に届いている散乱光も気をつけてくださいね。

日陰でも、日向の50~60%は紫外線があるというデータもあります。直射日光を浴びるよりはましかもしれませんが日陰でも紫外線対策は十分にしましょう。

朝の紫外線

夏は朝のうちから紫外線対策が必要です。夏の紫外線の量は冬の3~4倍にもなるからです。

洗濯物を干したりゴミを出したりなど、ちょっとしたことと思ってもかなりの紫外線を浴びています。紫外線のピークは正午頃ですが、朝の8時頃からは警戒していきましょう。

海と山の紫外線

海と山ではどちらが紫外線が多いと思いますか?

海の方が直射日光を浴びそうなイメージですが実は山のほうが多いんです!

標高が高くなるとオゾンやちりほこりなどによる紫外線の吸収量が減ってしまうからです。1000メートル高くなるごとに約1割ほど紫外線が強くなっていくとのデータもあります。特に空気が澄んでいる山頂は紫外線に注意が必要です。

雪山の紫外線

紫外線というのは反射するものです。この反射率は地表面の状態によって変わってきます。

アスファルトの場合は紫外線反射率は約10%ですが、水面や砂浜では10~25%、雪山では80%にもなります。雪山での照り返しはアスファルトの8倍ということですね。

反射率が高いとその分多くの紫外線が大気中に跳ね返っています。つまり浴びてしまう紫外線量が大幅に大きくなるということです。

冬は紫外線対策が疎かになってしまうことがありますが雪焼けという言葉もあるくらいです。雪山に行く場合は注意してくださいね。

女性ホルモンと紫外線

生理前や妊娠中、ピルを服用している時などは女性ホルモンが通常よりも多くなります。

黄体ホルモンには紫外線の感受性を高める作用があるので 普段よりもしっかりと紫外線対策をする必要があります。

特に夏は気を付けなければいけませんね。

スポンサードリンク

日焼けしたらニキビは治る?

海で日焼けしたらニキビが治ったという話を聞くことがあります。もちろん治るのであれば試してみたいところですよね。これは一体どういうことなのでしょうか。

海水浴とニキビ

まず海に入ったという事が理由になるかもしれません。アトピーなどの皮膚疾患の改善法のひとつに海水浴療法というものがあります。これは海のミネラルや塩分が作用するためと言われています。

実際に、家のお風呂で天然塩を使用する塩浴とういうやり方でニキビが改善する人もいます。もちろん体質によって合う合わないがありますが、わたしも塩浴でニキビやコメドが改善しました。

参考記事
塩浴のやり方と背中ニキビへの効果!塩分はお風呂場に悪い?

日焼けとニキビ

もう一つの理由としては紫外線によるピーリング効果です。表面の皮膚がダメージを受けることによって角質が剥がれるということでしょう。

ですがこれはとても危険な行為です。

日焼けをしたらニキビが治ったという人がいる一方で、逆にとても悪化してしまったという人もいます。紫外線を浴びると、肌が乾燥し、活性酸素が発生し、アクネ菌が活性化するためです。

これまでに様々なニキビの対策を行ってきても何も効果がなく、一か八かで海での日焼けをしようかと悩んでる人もいるかもしれません。

ですが今よりもニキビが悪化するかもしれませんし、一時は肌が綺麗になったとしても、日焼けが治った後に再発する恐れもあります。

さらに言えば、日焼けが治った後もニキビができないこともあるかもしれませんが、紫外線によってシミができたり、ニキビ跡が残る可能性があります。

日焼けでニキビを治すというのはリスクが高すぎるのでやめておいたほうがいいでしょう。

ニキビがあるときの紫外線対策

紫外線対策には、浴びない工夫と浴びてもブロックすることが大切です。

紫外線を浴びない工夫として、そもそも紫外線が強い時間帯にはできるだけ外出をしないようにしましょう。もし外出をする場合には日陰を選んで歩いたり、地下街などをできるだけ通るなどの工夫をしましょう。

洋服の色や素材

洋服の色も意識しましょう。黒などの濃い色がおすすめです。紫外線を吸収する作用があるので顔への反射光も抑えられます。逆に白っぽい色は反射するので注意。

素材も繊維の目が詰まったものが紫外線を通しにくいです。ですがニキビがあると温度がこもって湿気が増えるのも困りますよね。もし紫外線を通しやすい素材の服を着るなら、日焼け止めを塗ってから着るようにしましょう。

ニキビの日焼け止めの選び方と使い方

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤

日焼け止めには紫外線吸収剤の物と紫外線散乱剤のものがあります。紫外線吸収剤は「ごくまれにアレルギー頭の皮膚障害を引き起こす恐れのある成分」として旧表示成分に指定されています。ニキビの紫外線対策には肌の刺激が少ない紫外線散乱剤の物がおすすめです。

ニキビにはオイルフリー

日焼け止めはオイルフリーのものがオススメです。油分が入っていると酸化してニキビの原因になったり炎症を起こすことがあるからです。

日焼け止めの成分は少ないもの

香料や着色料が入っていないものを選びましょう。紫外線を防ぐという意味では必要のないものですからね。配合成分はできるだけ少ない方がいいです。

日焼け止めの負担を減らす

紫外線カット効果の高い日焼けどめは肌に負担がかかりやすいので、使用シーンに合わせて選びましょう。例えば日常使いならSPF20~30 PA++ほどで十分です。夏のレジャーなどはSPF50 PA++++をその日限定で使いましょう。

日焼け止めは正しい使い方を

ですが塗る量が少ないと効果が半減します。意外と知られていないですが、日焼け止めの使い方の基本は重ね付けをすることです。例えば顔に使う場合なら、クリームタイプは真珠一粒分リキッドタイプは1円玉1個分をよく伸ばしてから、さらに同じ量を重ねてつけるようにしましょう。

しっかりと日焼け止めでガードされている状態をキープしましょう。ウォータープルーフであっても、汗をかいたり水で濡れてしまったらキチンと塗り直しましょう。こまめに塗り直すのが基本ですが、仕事などで難しい場合は飲む日焼け止めなどを併用するのが安心です。

紫外線と食事

紫外線を完全に浴びないようにするのは難しいことですよね。毎日の食事に気をつけて、体の中から紫外線に対する抵抗力を高めましょう。そして浴びてしまった紫外線の害を最小限に食い止めましょう。

何と言っても抗酸化作用のある栄養素を。ビタミンACEやポリフェノールを中心に。さらにニキビ肌の修復のためにビタミンB群も摂りたいところです。

ビタミンはそれぞれ補い合うものなので、単体の栄養素をサプリメントでとるよりも色々な食材をまんべんなく食事に取り入れるようにしましょう。

ニキビに紫外線対策は必要?のまとめ

紫外線は一年中降り注いでいます。夏の日差しを防ぐだけではなく、秋~春の季節でも、また曇っている日でも、油断しないようにしましょう。

日焼け止めは肌への負担もありますので、どこに出かけるのかで使い分けましょう。

紫外線防止には日焼け止め以外にも 洋服や日傘、帽子、サングラスなども役に立ちますしUVカットのコンタクトレンズなどもあります。

スポンサードリンク